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2.商売に上手なこと


商人に欠くことのできない重要な資格の一つは、商売が上手なことである。

いわゆる「才覚」「発明」「利発」などと呼ばれる企業家的才能を持っていることである。

目先をきかし(*1)、やりくりの工夫をこらし、商機をみきわめるに機敏な才能の持ち主であることである。


この才能なくしては、いかに勤勉にしても、見当がはずれ、いかに倹約しても、富をつくるとは限らない。


西鶴の言葉でいえば、「人の分限(*2)になる仕合(*3)という言葉、まことは、面々の智恵才覚を以って稼ぎ出し、その家栄ゆる事」以外にはあり得ない。

運がよかったというのは、言葉の上でのことで、本当は、智恵・才覚という自己の力で稼ぎ出してこそ、分限者(金持ち)になりうのである。




「京都商人の商魂について」-足立政男より


(*1)目先が利く(めさきがきく)
先の見通しが利く。当座の処置が巧くできる。

(*2)分限
金持ちのこと

(*3)仕合
運、幸運のこと



ゆたか
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2012/05/29(Tue) 23:03:21 |  まとめwoネタ速neo
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