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2) 販売の商法について


(イ)商機を逸しない商法


商人が売利を得ることは商人の道であり、武士が俸禄を

得て主君に仕えるのと同じである。


このことは、徳川時代の心学者である石田梅岩が次のごとく言っている。


「売利を得るは商人の道なり、元銀(元手)に売るを道ということを聞かず、

売利を欲と云いて道にあらずという言わず、

まず孔子の子貢(孔子の弟子)を何とて御弟子になされ候や。

子貢は孔子の道を以って売買の上に用ひられたり。

子貢も売買の利なくば富むることあるべからず、

商人の売利は士の禄(ろく)に同じ。

売利なくば、士の禄なくして事ふるが如し。



すなわち、利潤を得ることは商人の道であり、

商人は利をとることによってのみ成り立っていく。



「利を取らざるは商人の道にあらず」として、

梅岩は、商人は営利によって職分を全うし得るとし、

利を受けずしては家業が勉とまらない。かえって「天下の法破り」であるとし、



「商人の禄は、売買の利」であると、商業利潤の本質を明快に根拠付けている。

さて、商業利潤の極大を求めようとすれば、

どうしても商品を販売する才能に長けていることが大切である。

すなわち商機を逸しないことが大事である。



西川家の「掟」では、売却の時節を逃さぬよう、買客を逃がさないようと、

規程している。だからといって、来客は丁寧に扱い、

押し売りがましき不都合があってはならないと注意している。

八代家の「定〆」にも、商機のを逃さぬようにすべきであるとしている。



「京都商人の商魂について」-足立政男より




ろく 【禄】

1 官に仕える者に下付される給与。律令制では(あしぎぬ)・綿・布・鍬(くわ)・穀物などが身分に応じて与えられたが、後世は知行地・扶持米(ふちまい)・給金などに変わった。給与。給金。扶持。
2 当座の褒美・贈り物などとして与えられるもの。祝儀。引き出物。


ゆたか


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2012/06/18(Mon) 19:49:24 |  まとめwoネタ速neo
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