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(チ)強気の商法


「商売の利も取るべき程とるを非道とはいひませぬ」

「とるべき程の利を取るを欲とは言いませぬ」

「買利、得るは商人の道なり」

といって、正等の利潤を取ることはむしろ

商人の正直である。


商業社会のおいて、利潤が生じるのは当然のことである。

問題はむしろ利潤をうる方法にある。

それが道義に反しない限り、排斥される理由は無いのである。



ところが、貨殖(財産を殖やすこと)のことのみ

心が向かうときは、えてして貪欲におちいって

道義を踏み外すのである。



そして「欲深きものは皆身上もたざるもの」として

警告して規定したのがこの無欲の商法である。

それゆえ、非道なものでなく、



正当な利潤は大いに拡大、追求すべきであると

規定したものとして「定〆」がある。

利潤の追求を規定し、仕入れた甲斐がなくなっては

つまらない故、駆け引きによる売却を強調している。



かかる利潤の追求と強気の商法の必要性については

格好がよいもの、利口に仕入れたもの、

売れ行きは遠いが、品物がなく、値打ちのあるものは、

それ相当の利益をつけて、

強気に売りさばいて、儲けておかないと

商売の常として、値段の引き下げや、

損失物が出た場合の埋め合わせが出来ないとしている。



「京都商人の商魂について」-足立政男より


ゆたか


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2012/07/01(Sun) 01:33:48 |  まとめwoネタ速neo
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