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「人を動かす」パート1 人を動かす三原則



3.相手の立場に身を置く(1)




夏になると、わたしはメーン州へ魚釣りにゆく。

ところで、わたしはイチゴミルクが大好物だが、魚は、どういうわけかミミズが好物だ。

だから魚釣りをする場合、自分の好物のことは考えず、魚の好物のことを考える。

イチゴミルクをえさに使わず、ミミズを針につけて魚の前に差し出し、「ひとつ、いかが」とやる。

人を釣る場合にも、この常識を利用していいわけだ。



われわれは、自分の好きなものに興味を持つ。生涯持ちつづけるだろう。

しかし、自分以外には、だれも、そんなものに興味を持ってはくれない。

だれも彼も、われわれ同様、自分のことでいっぱいなのだ。

だから、人を動かす唯一の方法は、その人の好むものを問題にし、それを手に入れる方法を教えてやることだ。

これを忘れては、入を動かすことはおぼつかない。



たとえば、自分のむすこにたばこを吸わせたくないと思えば、説教はいけない。

自分の希望を述べることもいけない。

たばこを吸うものは野球の選手になりたくてもなれず、百メートル競走に勝ちたくても勝てないということを説明してやるのだ。

この方法を心得ていると、子供でも、子牛でも、またチンパンジーでも、意のままに動かすことができる。



人間の行為は、何かをほしがることから生まれる。



人間の行為を支配する力ににつぎのようなことばがある。

「人間の行動は、心のなかの欲求から生まれる……だから、人を動かす最善の法は、まず、相手の心のなかに強い欲求を起させることである。

商売においても、家庭、学校においても、あるいは政治においても、人を動かそうとするものは、このことをよく覚えておく必要がある。



鉄鋼王アンドルー・カーネギーも、もとはスコットランド生まれの貧乏人にすぎなかった。

彼は、若いころすでに、人を動かすには、相手ののぞむことがらを考えて話すよりほかに方法はないと悟っていた。




D・カーネギー「人を動かす」より


ゆたか

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